こんばんは
今日の『がっちりマンデー‼』は
【儲かる!ニュータイプ農業】
■キノシタファーム
バッグ栽培でミニトマトを作っています。
バッグ栽培とは、肥料メーカーが作ったミニトマトにベストな土と肥料を配合したビニール袋でミニトマトを育てる方法。
農家はビニール袋に入れる水の量を調整して美味しいトマトを作ります。
こちらで作られたトマトは、一般に売られている普通のミニトマトの約2倍の値段(100gあたり税込216円)でも大人気。
人気のヒミツはトマトの糖度が年中いつでも8度以上で甘くて美味しいから。
ちなみにバッグ栽培用の土は2000円から売られているみたいです。
■吉原ファーム
https://www.tabechoku.com/producers/20145/products
じゃがいも、ピーマン、オクラにナスなど約30種類の野菜を農薬や肥料を使わずに育て、その野菜を「食べチョク」というサイトでインターネット販売しています。
普通に流通していない珍しい野菜を取り扱うことでお客さんの目を引き、梱包の際は英字新聞を使ったり手書きのメッセージを入れてリピーターを増やしています。
「食べチョク」は(株)ビビッドガーデンが運営しており、出店者から手数料として商品代金の20%をもらう仕組み。
スーパーで売る通常ルートだと手数料は50〜70%というから生産者としては食べチョクに出品するほうが儲かります。
■(株)彩の榊
神棚や神社の儀式に欠かせない植物「サカキ」を販売。
山で自生していたサカキを約7000枚のソーラーパネルの下で約1万6000株育てています。
サカキは日陰で育つと品質がアップするのでソーラーパネルの下は都合が良いとのこと。
ソーラーパネルの設置は他の業者が行いこちらの会社はそのパネルの下の土地を借りてサカキを育てます。借りると言っても土地代は無料。
2013年の農地法改正で農地にソーラーパネルを建てて電気を販売できるようになりましたが、同じ場所で農業を継続させる必要があるため、電気を作りたいソーラー設置業者と土地を借りて農業をやりたい業者の利害関係が一致してお互いがっちりの関係となりました。
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前に書いたことがあると思いますが、ある人に、これから農業に参入するならプロが作った野菜をインターネットで販売して手数料をもらうのがいいんじゃないかと言われたことがありました。
実際に土地を使って人を雇ってものづくりをするよりそっちのほうが儲かるんじゃないかって。
食べチョクサイトを見てああ〜〜!って思いました。
みんな考えは持っていても実際に動く人は少なくて、食べチョク運営の社長さんは29歳で売上は二桁億!もうホントに凄いよね。
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さて
今日は珈琲のお供にチョコレートに似たキャロブパウダーを使ってマフィンを焼きました。
自家製酵母でスコーンやマフィンを焼く場合に悩むのが自家製酵母の分量です。
ストレートで使う場合は液の濃さにもよるし難しい。
今回は粉120gに対し30g入れました。
そして次にわかりにくいのが全ての材料を混ぜてからの一次発酵。
今日は室温25度で4時間発酵させたけど見た目は変わらずで迷いました。
スプーンでかき混ぜると底のほうがフワッとなって発酵してるんだなと思うけどやっぱり迷う。
型に入れてオーブンを余熱する20分間も生地の様子は変わらずで大いに迷う。
だけどオーブンに入れたらぶわ〜っと膨らむんですよね。
酵母はちゃんと生きていて良い仕事をしてくれます。
自家製酵母のパワーに感動する一瞬です。
マフィンは美味しくいただきました。
キャロブパウダーの風味はクセになりますね。
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6月もあと2日となりました。
ちゃんと締められるかしら。
がんばりましょう!
では、また明日
おやすみなさい