こんばんは
今日の『がっちりマンデー‼』は
【職人の金メダル、黄綬褒章!】
褒章とは、毎年春と秋に天皇陛下から頂けるお褒めのメダル。
メダルの色は内容により違っていて
※ 紅綬褒章・・・みんなの命を救うために頑張った人
※ 紫綬褒章・・・学問や芸術を頑張った人
他に、紺・藍・緑・黄色など全部で6色あり、がっちりマンデーが注目するのは、長い間お仕事を頑張ってその業界のお手本になってる人に贈られる黄綬褒章!
お皿やコップなど様々なガラス製品をつくる会社。
2018年秋の黄綬褒章を受賞したのはこの道49年のガラス職人さんで、ガラスの平たいお皿を作る技術が凄い人。
ヘラとハサミだけで熱したガラスを延ばす「谷川工法」の第一人者。
同期の巻き屋さん(熱したガラスを棒に巻いて取り出す人)の技術があってこそと、とても謙虚な方なのでした。
■三進工業(株) (神奈川県川崎市)
工場に欠かせない大型の設備を製造する会社。
こちらは2019年春、国家資格をたくさん持っている製缶工の方が受賞されました。
製缶工とは、タンクやダクトなど工場内の設備のカタチを作る人。
大型の設備は交換が困難なので作るだけでなくメンテナンスも重要。こちらの会社には、そのサービスに対して多くの感謝状が届いていることにびっくりしました。
匠のお言葉
『手抜きと改善は紙一重』
創業110年のみそ、しょうゆ醸造の会社。
2018年秋受賞。
みそ作りに必要な「天地返し」を、手作業からフォークリフトを使って楽に入れ換えられるようにしました。
※「天地返し」とは、酵母などが片寄らないようにみそをひっくり返す作業のこと。
酵母はほったらかしにするとダメなんですよね。
パン酵母だって同じで、ちゃんと手を入れてあげないと弱ってしまうのだと思います。
ところで
24時間で完成したレーズン酵母で作ったパン生地ですが、今朝冷蔵庫から出した段階では発酵がイマイチだったので1時間ほど室温に置いてベンチタイムを取りました。
二次発酵も90分置いて1.5倍程度しか膨らまずどうしようかと悩んだ末、これ以上時間を置くと発酵の段階で酵母が力尽きてしまうのではと思い、思いきって焼いてみました。
焼き上がり。
チョコチップが飛び出して異様なパンに仕上がったけど、焼き色もついてるし高さもあって見た目はパン。完璧にパン。
中はどうかな?焼けてるかな?
焼けてます!
チョコチップが見当たりませんが!何処いった!?
例によって詰まっているけどワタシのパンにしては柔らかく、そして自家製酵母ならではのもっちり感。
美味しい!
休憩なしでめちゃくちゃ頑張ったレーズン酵母。お疲れさま。今夜は冷蔵庫でゆっくり休んでね。
●ちょっと大きめ手のひらサイズのチョコチップパン1個分
日清パン専用小麦粉 125g
きび砂糖 大さじ1/2
塩 小さじ1/2
レーズン酵母液 80ml
食塩不使用バター 5g
チョコチップ 適量
※ 210度のオーブンで15分
https://www.hida-kankou.jp/s/spot/1000000166/
原料の「こうぞ」を自家栽培し、漂白作業も雪の中に埋めるなど、すべてが手作りの和紙工房。
2018年秋、こちらの手すき職人である82歳のおばあちゃんが黄綬褒章を受賞しました。
おばあちゃんが作る和紙は、他の和紙に比べて繊維が長くとても丈夫なので、全国の書家さんや画家さんから注文がくるそうです。
お値段は、色葉書5枚420円、障子紙3000円。
感動したのはおばあちゃんの元で修行する17歳のお孫さん。
キリッとした眼差しに伝統を受け継ぐ覚悟が見えました。
匠のお言葉
『自分で考えて、見て覚える』
今日のがっちりマンデーを観て、改めて、続けるって凄いことなんだなと確信しました。
***
7月もあと10日ですね。
持ち株にお知らせが出たみたいなのでちょっとだけ期待しつつ明日に備えてもう寝ます。
今週もがんばりましょう
では、また明日
おやすみなさい